20200430木 IGGY POP FUN CLUB

 

ナンバガの曲です。

ギリギリ世代でもないし、リアルタイムで聴いてたわけではないので決して詳しくないんだけど、ラストライブのラストソングだそう。

事変の透明人間を聴いた時も感じたけど、これを最後に持ってきた背景とか考えるとエモすぎる(思うことがありすぎて結果クソみたいな言葉にまとめてもらった)。まぁ透明人間は最後の歌詞がマッチしすぎてるからかっこよすぎた感じはある。復活ライブ叩かれてて辛い。

 

ナンバガを聴き始めたのは高校生の頃だった。アジカンが元々好きで、まぁ有名な話なんだけど、N.G.Sという曲があって歌詞とかでは全然言及されてないんだけどナンバーガールシンドロームの略で、アジカンナンバーガールというバンドにめちゃくちゃ影響されてると知った。

N.G.Sが入ってる君繋ファイブエムは一番好きなアルバムだったんだけど、どちらかというとその中のフラッシュバックという曲の方がナンバガ鉄風鋭くなってという曲にそっくりすぎて衝撃を受けた。というか鉄風鋭くなってがめちゃくちゃかっこよすぎてナンバガにはまった。

正直、その頃はあんまり曲の意味とか全然わかってなかったと思う。なんなら聴き取りにくいし、何言ってんだって感じだった。演奏とか歌い方、シャウトかっこいいなとかはもちろんあったけど、ちょっと古いバンド聴いてるのかっこいいみたいな気持ちが半分以上はあったと思う。

 

それから今に至るまで、iPodtouchだったりiPhoneだったりにはずっとナンバガは入ってるんだけどふと聴くとやっぱりかっこいい。基本的に全曲シャッフルで聴くことが多いので本当にふとした時にしか聴かないんだけど。

高校生の頃より(大したことはできてないけど)人生だったり恋愛の経験をして、歌詞の言わんとしてることに気づけるようになった。気がする。ふと聴くたびに発見があって本当に面白いバンド。バンドとの面白い付き合い方ができている。

 

 

君の顔のりんかくを一寸 思い出したりしてみた

 

タイトルの曲の話に戻ると、この歌詞は特にやばすぎる。文脈的にはかつて一緒に聴いて笑い合ったレコードを今1人で聴いて、っていうこと(なんかな?)。君のことを思い出すとか君の顔を思い出すとかはよくある表現なのかもしれないけど、りんかくを思い出すっていうぼんやり感。というか思い出すじゃなくて思い出したりしてみたっていう、含みが半端ないこれまたぼんやりとした歌詞。そういうシチュエーションの感情をうまく表してるなぁって、大ファンとは言えないし背景も何も知らないような自分からでも感じ取れる。

 

自分はよく「世の女の子にはナンバーガールを聴いていてほしい」って思うんだけど、それがどういう思考回路から来ているのかは謎なので整理できてから言うようにします。自分の好きなバンドを聴いている人が好き、なんて軽い意味ではないです。女の子はナンバーガールを聴くべきなんだ。

 

そんなところで終わりです。

今日は5kmくらい歩いて太陽をいっぱい浴びました。元気です。